〜〜 法隆寺の北小路・東里の由来〜〜
◆東里集落は別名・北小路(浄念寺伝承)ともいう。聖徳太子が斑鳩寺(=若草伽藍・法隆寺)を創建された(607)頃に、北に小村「北小路」が発生し、その後平安時代に東里(東郷)という呼び方になったそうである。 ◆法隆寺の東・西に東花園とか西園と称される園地があったことは12世紀に初見する。即ち西里の名は天永2年(1111・平安後期)4月の開浦院住僧の解に初見するが、西園を西里、東花園を東里と呼んだのであろう。
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